鹿児島市山田町明楽寺仁王像

来歴は定かではありませんが、明楽寺墓地には裏手の山にあった曹洞宗の“妙”楽寺の開基から三世までの墓碑と寶暦十三年八月十三日(1763920日)の紀年銘のある六道能化地蔵王座像があるそうですから、その頃の遺構かとも思われます。妙楽寺はその後廃寺となり、時宗の寺院として再興されたものの廃仏毀釈運動で途絶えました。現在の明楽寺は浄土真宗です。