20104月、指宿の自然・歴史・文化・産業などをはじめとする多くの魅力的資源について楽しく学ぶとともに,指宿の文化的発展のために必要な活動を通じて,それらの資源を守り、育て、次世代へと継承していく仕組み作りに寄与することを目的として、“いぶすきジオパーク研究会”が発足しました。当初は、3年間の活動の後、日本ジオパークネットワークへの加盟申請を視野に入れた段階で、指宿市に活動を移管する予定だったのですが、そのうち市側に熱意が全く感じられなくなり、“ベンチが阿呆やから野球がでけへん”状態となったことで、2012年度から毎年度末に一縷の希望をもって1年づつ活動期限を延長してきた研究会のメンバーも、宅地開発の度に遺跡を掘り起こしては埋め戻す作業を業務と心得ているとしか思えない組織に見切りをつけました。日本ジオパークネットワークへの加盟は自治体の意思決定を前提としていますが、その自治体に意欲がないのであれば、このような自治体と協力して活動を続けて行くことに意味はありません。とはいえ、存在の痕跡さえも残らないというのは余りにも残念ですから、今後は、自然と共生を目的に指宿市の自然資産の調査・保全、市民活動による地域文化の継承と創造を目指している NPO法人“縄文の森をつくろう会(現在は解散し、任意団体となっています)”と統合し、活動を継続していくことと致しました。

このサイトは、ミシュラン(Michelin Voyage®)の旅行ガイド“Guide Vert®”のように、訪問地の興味のあるスポットを、時間にとらわれることなく自由に周りたいという方のための情報は提供できないか、という視点を発想の起点として構成しています。このため、内容につきましては、自治体所属組織から提供される情報を下請けとして無条件に転載する形で構成されていた、上から目線の旧いぶすきジオパーク研究会のものとの関係は一切ございません。指宿・頴娃の地質資産と史談について広く・浅く紹介するサイトですが、出典を明示しない伝聞、引用の類は避けたつもりです。

霧島ジオパークと桜島・錦江湾ジオパークが統合に向かって検討を開始し、この流れの中で三島村・喜界カルデラ・ジオパークの動向も注目されるといった状況で、自治体が推進するつもりもない“ジオ・パーク”を冠することには恥ずかしさしか感じませんし、これまでに“研究会”と名乗れるほどの“研究”実績もなさそうですから、“研究”の文字も外し、“縄文の森をつくろう会”として活動の方向性を模索していきます。重ねて申し上げますが、当Webサイトは、既に消滅した旧“いぶすきジオパーク研究会”ではなく、“縄文の森をつくろう会”によって自主的に運営されております。旧“いぶすきジオパーク研究会”のサイト(http://ibusuki-geopark.net)は、会の消滅後も、更新・拡充される見込みもない自治体所属組織情報を提供し続ける幽霊サイトとしてしばらくはアクセス可能となることもあるかとは思いますが、そこにある自治体所属組織提供情報に関するお問い合わせには対応致しかねます。

当地自治体の運営するサイトに関しては紹介にとどめ、リンクを設けてはおらず、引用も致してはおりません。紹介についても改善請求等を受けた場合、該当部分は削除致します。

20175

桜島・錦江湾ジオパークと霧島ジオパークのエリア統合方針が4月に発表されたことに伴い、20172月のサイト開設時に作成していた内容を一部修正しました。

ジオパーク認定が観光客数に及ぼした影響の推計 201511

<補> 推計結果を解釈するにあたっての留意点

指宿市観光政策についての考察 20163


    Triangle  <201711月の修正に伴う追記 ~ ブラウザ対応問題>

Triangle  【ブラウザ世界シェアのデータ更新について】


    Triangle  <201810月の修正 ~ SSL対応により発生した問題>

    Triangle  <20196月末時点でのGoogle Search Console®対応状況>

    Triangle  <2020321日:画像ファイルの形式変更について>

Triangle  【追補・追々補】

    Triangle  <202054日:Microsoft Edge®対応>

202163日:NPO法人“縄文の森をつくろう会”解散のお知らせ>

trans コロナ禍での事業運営が困難となったこともあり、NPO法人“縄文の森をつくろう会”は411日に開催された総会で解散を決定し、本日の官報に公告を掲載致しました。以降、手続き完了に向けての作業を進めさせて頂きます。

尚、“縄文の森をつくろう会”は、NPO法人解散後も当該Webサイトの運営を含む従来の活動を任意団体として継続して参る所存でございますので、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

2021824日:NPO法人解散手続きが完了致しました>

NPO法人解散手続きが完了しましたのでお知らせ致します

本日付でNPO法人“縄文の森をつくろう会”の清算決了届出書が受理されました。これまでの事業と権利関係は任意団体“縄文の森をつくろう会”が継承し、今後もこのサイトの運営を含む従来の活動を展開させて頂きます。残余財産はNPO法人“本と人をつなぐ「そらまめの会」”に譲渡頂します。

清算手続結了関係書類はこちらとなります(PDFファイル)。

    Triangle  <2021929日:隷書体フォントについて>


Retweet


縄文の森をつくろう会

縄文の森をつくろう会”は、指宿神社(〒891-0304 鹿児島県指宿市東方宮733)に事務所を置いて活動する任意団体です(NPO法人として発足しましたが、2021824日を以て解散し、現在は任意団体として活動しています)。

このサイトについてのご意見・お問い合わせ等はinfo@geo-ibusuki.com もしくは Facebook Geo-Ibusuki@JomonNoMori、“縄文の森をつくろう会”全般に関するお問い合わせ等はinfo@jomon-no-mori.com にお寄せください。


新宮九社大明神

trans 東方村に鎮座、本社 国常立尊、瑞速(ミツノハヤ)()大宮姫(オホミヤヒメ)尊、(オホ)()(ルメノ)(ムチ) 西宮(アメ)(ミコト)(ヒラカス)(ワケノ)尊 天智天皇御亊 東宮 彦火々出見尊 二龍宮 和多都美命 懐殿宮玉依姫 荒仁宮大己貴(オホフナムチ)命 当社慶雲三年丙午二月三日天智天皇崩御の時、指宿堀内両家の祖 按するに堀内家社司堀内祝人祖といふ、指宿氏当地の領主なりしにや詳かならす 神霊をこ丶に勧請し同月十日廟を建て祭るといふ、即今の西宮なり 祭数度正祭二月三日宇泥祭と唱ふ、社人宮巡あり二月十日五月朔日五月五日九月八日九月九日十一月十日神輿を守りて宮巡あり 初め天皇田良浦に御着船あり、其後魚見嶽風穴に至り開聞嶽に御幸し給ひし時逗留ありし所ゆへ神霊を勧請し奉るといへり、貞觀十六年甲午二月二日開聞山火を發せし時神託によて十一月十日開聞宮に準し八社を勧請し開聞新宮九社大明神と号す、

薩藩名勝志鹿児島県立図書館蔵;図版原版:鹿児島大学附属図書館所蔵)

 現在の揖宿神社です。薩藩名勝志の上梓は文化三(1806)年で、上の図版にある本殿は島津家27代斉興によって弘化四(1847)年に改修され、本殿横には調所広郷が奉納した手水鉢も加わりました。斉興は翌嘉永元(1848)年に岩永三五郎の鳥居も寄進しており、図版の両部鳥居は現存しません。揖宿神社(新宮九社大明神)縁起はこちらで。開聞岳貞觀の噴火に伴う遷宮については、“薩刕揖宿開聞新宮由緒”・“揖宿神社祭神幷其外取調帳”にも記録されています。




Copyright © All rights reserved.